筋トレしなきゃ!(使命感」) ”筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法”
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
- 作者: Testosterone
- 出版社/メーカー: U-CAN
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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■簡単なまとめ
twitterで大人気の著者が「筋トレで世の中の問題の99.9%の問題が解決する」ということを伝えるために書いた本。完全に精神論を述べてるのが本書の特徴。著者によれば日本の抱えている少子高齢化や労働人口の減少、低い生産性といった社会問題も筋トレによって解決できる。筋トレしなきゃ!
普通こういう「筋トレしようぜ!」系の本って大体、筋トレすると特定の疾病のリスクが何パーセント下がるとか、スリムな体型をゲットできるとかそういう科学的な内容とか、外見の変化に対するメリットを述べることが多い印象を持っているのだがこの本は完全に精神論。たとえば著者のツイートを一つ引用すると
人生で辛い局面が訪れると「この状況と挙がらないって思ってから気合いで挙げるスクワットラスト3発どっちがハードだ?」と心に問う。当然スクワットの方がハードなので「スクワット挙がったしこれぐらい楽勝だろ」とロジックもクソもない自信が溢れ出し難を乗り切れる。スクワットは本当に偉大である
— Testosterone (@badassceo) 2015年10月23日
ロジカルもくそもないが、異常な説得力と著者のその人生に対する前向きな姿勢のためか本書を読んだ後、筋トレしてプロテインを飲んでいる自分に気づくだろう。
■ 感想 筋トレしなきゃ!
筋トレしなきゃ!
この一言に尽きる。前の記事で紹介した”脳を鍛えるには運動しかない!”と合わせて読むと科学的に運動しなければならない理由を本書を読めば、なぞの筋トレしなきゃ!という情熱を得られるのでダイエットがなかなか始められない方や、続かない方は合わせて読んでみる価値はある。
この本を研究室で紹介したら大ウケして、なぜか研究室でこの本がはやった。
ちなみに私は普段自重トレーニングを行っているのですが、スクワットの回数を本書を読んだのちに増やしました。