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未来の日本? ”恋と嘘”

 

恋と嘘(1) (講談社コミックス)

恋と嘘(1) (講談社コミックス)

 

 

 

恋と嘘(2) (講談社コミックス)

恋と嘘(2) (講談社コミックス)

 

 

 

恋と嘘(3) (講談社コミックス)

恋と嘘(3) (講談社コミックス)

 

 

 

恋と嘘(4) (講談社コミックス)

恋と嘘(4) (講談社コミックス)

 

 

■簡単なまとめ 少子化対策としての人工知能と社会に与える影響

 

国が16歳になると自身の性格や遺伝などから最適なパートナを紹介して、多くの人がその紹介された相手と結婚する世界でのお話。

 

主人公が15歳の時から話が始まり、ずっと好きだった子がいて告白してその女の子も主人公のことが好きだった。両想い!完!

 

とは、ならず。16歳になって国から「ほらお前の許嫁だよ!」っと違う女の子を紹介される。科学的に相性が証明されてるからそっちの女の子も気になっちゃって.....的な三角関係を描くラブコメ

 

メインの3人のラブコメも面白いですし、主人公の友人はホモみたいだし、自分の相手が決まってる世界での社会事情など見どころ沢山の続きが気になる作品です。

 

 ■ 感想① 実はありえない設定ではない 

 

一つ前の記事で紹介したNEXT WORLDつながりで、友人から紹介された漫画。普通にストーリも面白いしキャラもかわいいしマンガとしてもおススメ。

 

が、このマンガの面白いところは、簡単なまとめで書いてるあるように国の規模でのいわば「お見合いシステム」があることとそれによって社会がそのシステムを前提として社会に変わっていることであろう。

 

この漫画の中だとこのシステムで紹介され結婚したカップルと自由恋愛で結婚したカップルとでは後者のほうが離婚率が高く、結婚に対する満足度も低いんだとか。あんまりにもシステムがうまく機能するものだからこのシステムに従わない人はいわばアウトサイダーとなり社会からの信用を失ってしまうまである。

 

実はこういう遺伝子や本人の性格を考えたお見合いみたいなことは現代の科学でもやろうと思えばできちゃうことで、2~30年位全国のカップルを追跡調査してビックデータを取ってしまえば、はやりの人口知能で最適な組み合わせを作り出すことは可能である。

 

実際にアメリカのズースクというマッチングサービスでは、登録するとあなたのwebブラウジングの履歴から自分の好みを把握して最適な人を提案するというサービスを行っていると以前クーリエジャポンの記事で読んだ。

 

人口の再生産という国家の基礎にダイレクトにかかわる以上、こういうサービスによって婚姻率と出生率を上げる試みはあってもいいとだろう。

 

最近の調査では20代の結婚適齢期の多くは結婚はしたいがその前の恋愛がめんどいという人が増えているのだとか。そういう人たちが科学的に保障されているパートナーを紹介されたら割と簡単に結婚してしまうかもしれない。

 

■感想② 想像力を働かせよう

 

さて、こんなお見合いシステム現実にあったらどうなるか、少し想像力を働かせて考えてみよう。新しい技術が導入されるときの定性的な影響の予測はこういう想像力を働かせることから始まる。

 

まず、ほぼすべての人がおそらく20台で結婚し、人口動態が安定するのだから子育てや結婚にかかわる仕事がオカタイ職業になるかも、一定の需要が常に見込めるんだから安定した売り上げが見込めるだろう。そもそも経済規模は人口依存する部分が多いのだから恩恵を受けるのは他の産業も同じだろう。影響の大小はあれど。

 

逆に恩恵を受けない産業は?たぶん風俗などのいわゆる性産業は規模をかなり小さくせざるを得ないんじゃないだろうか。男のほうの需要は減らない可能性があるが(相手がいると行かない、いくきっかけがないという人は肌感覚では多いけども)、女性が分かりやすく成功の確率が高い結婚を逃してまでそういうところで働くかといわれると働かないのではないのだろうか。

 

もちろん経済的に困窮して……という人はいるであろうから供給はなくならないのだろうがかなり絞られちゃうんじゃないかな?

 

別の視点で見ると、システムによって人口がコントロールされてる状態なので、人口を増やしたかったら子供をたくさん産みやすい組み合わせでパートナーが紹介されたり、その逆もあるでしょう。つまり知らず知らずのうちに国に自分たちの選択をコントロールされる可能性もある。

 

ていうか実際こんなシステム国の規模でできるの?という目で見てみると日本は民主主義の国なので、紹介はしても強制はできないとかそこらへんに落ち着きそう。

 

ただ人口動態が安定するというは国にとってすさまじいメリットなので、切羽詰まったらこういうことをやるというのも否定しきれない部分もある。。。。

 

想像力働かせようとか言っておきながら考えがまとまらなくなってきたので終わる。