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ゆるく生きる ”ニートの歩き方”

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

■簡単なまとめ

日本で一番ニートであった(現在は35歳以上になったのでニートでなくなった)著者が、ニートとして定収入でも楽しく生きるための方法や考え方を記した本

現代日本における、いわゆる”普通”の生活が向いていない著者が色んな”普通”のことを諦めつつも自分に必要なことを考え、会社のような社会とはほとんど関わらなくても日々を楽しく生きる。その方法や発想、実践した感想、現代社会への緩い考察などを含んでいる。

■感想 こんな生き方もあるんだ

同じような本で依然moneyless man を紹介したが、こちらはお金をわずかでも稼いでいるし全然活発な感じはしない。むしろいかに楽に生きるかに焦点を合わせてる。ただ共通している点もあって、それは他人とのコミュニケーションやそのネットワークを重視しているという点だ。

著者は京大を卒業した後、会社で少し働いたのだがやはり働くということは自分に向いていないということを実感するだけだったという。

お金を稼ぐために働いて、でもそれでストレスを感じて時間がなくなって、ストレス解消のためにお金を使ったり、時間なくてごはんを作る余裕がないからコンビニでごはんを済ませて栄養バランスの悪い食事になったり。

そんな、おそらく多くの人が感じている違和感に、著者は特に耐えられず、結果仕事をやめて働かなくてもいい方法を模索する。
自分の人生にとって必要なものはなにか、最低限これがあればハッピーというものはなにかを考え実行に移す。

著者のこの本で語られる生き方はまさにニートそのままで、目を通しながら羨ましいと思ってしまったのだが、それはおいといて、何よりも驚いたのはこんな生き方があるんだと気づかせてくれることである。

現在の日本では、あくまで個人の感想ではあるが、生き方のロールモデルが本当に少ないと思う、大学や高校をでてどっかに就職して働いて結婚して家族を養う。

多くの人が思い浮かべる幸せのロールモデルはこんなものかも知れない。

だが、この本ではそんな手あかにまみれた生き方以外の方法があるのだとまざまざと見せつけてくれる。

じつはこの生き方はのロールモデルや考え方は結構就活の時に支えになった。
というのも別に就活失敗しても生きるための算段がついてしまうので、変に力まず、自分の中で保険ができた状態で就活に望めたのだ。

もちろんこの本で描かれているような生き方をよしとする人、出来ない人ともに生きるだろうが、これからの日本社会でワーキンプアになるくらいならこんな感じでゆるくいきれるならそれでいいんじゃないかと思える。

そんな観点で就活生や進路に迷ってる社会人にもおすすめの一冊。

ちょっと寝不足で書いたら、話がまとまらなくなってしまったのでいつか書き直す。